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「日々の業務」と「将来の夢」のリンク【入社3年目スタッフ】

2019.06.16

こんにちは!

入社3年目、COBLIN株式会社(ハグみじゅうたんの会社)所属スタッフです。
今回は3回目のブログです。ぜひ過去のブログもご覧ください。

1.目の前の仕事について。COBLIN株式会社の「事務職」って何?という内容です

“事務職”の必需品は?【入社3年目スタッフ】

2.将来”カフェの店主”として生きたい私が、当社への入社を決めた理由を書きました

https://www.bd-n.net/recruitblog/hatakeyama_2/

 

さて今回は「目の前の仕事」と「将来の夢」その2つとものお話をします。

前回のブログでも書きましたが、私は将来、カフェの店主として生きていく予定です。

学生時代にカフェを運営したことがその夢の基盤になっています。

でも私は現在、この会社に就職していて、飲食の仕事ではなく事務仕事をしています。
しかしそれは、いたずらに時間やお金を稼いでいるわけではありません。

「じゅうたん販会社(事務職)」と「カフェ経営」。
一見全く関係ないようですが、学生時代のカフェを短期経営した経験と、目の前の仕事が強くリンクすることが多くあるんです。

私が感じているなかから少しだけ紹介します。

■「じゅうたん販会社(事務職)」と「カフェ経営」の共通点

①コンセプト・軸の重要性
※コンセプト・・・企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。軸になるもの。

入社から今までたった約2年間の中で、企画提案や、物事を判断する場面が何回かありました。
(これって小さな会社ならではのことですね!)

その時には、必ず”軸”が必要になるのです。

どちらがいいんだろう?どんな方法にしよう?
そういった選択に悩むたびに「私たちが大事にしている事って何だっけ?」ということに何度も立ち返ります。
そして、判断していきます。

だからこそ会社にはコンセプトが必要不可欠なんです。

私が過去にカフェを運営したときは、ここがとても課題でした。

コンセプトがきちんと定まっていなかったので、他のスタッフには「どうするの?どうするの?」と聞かれてばかりでした。
チラシはどんなデザインにするのか、どんな接客方法にするのか、コーヒーはどんな味にするのか、お皿はどんな形、エプロンは何色にするのかまで・・・。


▲実際に提供していたメニューの一例

世の中には、人それぞれが持つ価値観や美学が無限にあります。
素敵なものもたくさん。

価値観によってはなんでも正解です。
だからこそ、もし軸が無いと、何でもよくなってしまうんですよね。

何でもよくなると目的や、伝えたいことがぼやけます。
「なんとなくいいけど、よくわからないカフェ」になってしまいます。

COBLIN株式会社にはすでにコンセプト、というか大きなビジョンがあります。
「LOHASじゅうたんを文化として日本に定着させる」という事です。
だから今は、そのコンセプトに基づいて考え選んでいくという、とても大事なことの訓練の場にもなっています。

 

②お金に関する価値観

過去に、カフェの収支計算をしていると、「これはまずい・・・」と、頭がサーッと冷えていくような感覚がありました。
でもそのように切迫した状態で頭をフル回転させたからこそ、お金に対しての新しい感覚もありました。

▲計算しているメモ

「お客様の手元にあったお金とこちらの商品を交換して、お金がこちらに移動した。
そのお金をまた他のところが売っている商品と交換して、さらにカフェの物事を展開させていく。」

お金は所有するものではないということと、お客様から受け取ったお金を使っているという(当たり前の)実感です。

今の会社に置き換えて考えてみると、、、

私たちはハグみじゅうたんという商品を、お客さまの持っているお金と交換します。
そしていただいたお金を、私たちの目的に向けてより挑戦するため・よりよくしていくために使います。

もし「お客様からお金をいただくこと」と「そのお金を使うこと」が感覚として切り離されていると、節約の意識とか、どのくらい費用対効果を出したい!という熱も全然違ってくると感じています。

個人単位の「今月もお給料がもらえた!何に使おう」というだけの感覚ではなく、会社全体のお金の流れを意識すると、より一層実感をもって仕事ができるのではないかなと思います。
仕事をする上で、うっかり忘れてしまわないように・・・と日々思っています。


■独立したらすっぱだか!

他の社会人の方からお話を聞くと、会社の規模が大きければ大きいほど一人の振る舞いが及ぼす影響も少なくなるものだと感じます。
大勢の人の中に隠れることができるので、ずるいことが生まれやすくなるという声もありました。

でも、個人的にはそれってなんだかつまらないなと思っています。
隠れられず、常に見られているというのはもちろん疲れるけど、人の目を気にするって、素敵な人間になるために必要な「自分を磨く」ことに不可欠なことだと思います。

COBLIN株式会社は規模の小さな会社なので、一人が及ぼす影響が、比較的大きくあります。

現実的に感じているところとしては、例えば電話対応です。
私は事務局で、お取引様や個人のお客様とお電話をします。
お取引先に対して、私の頭の中で、よく電話に出られる方がその取引先のイメージに直結していることを実感しています。

ということは自分自身も、COBLIN株式会社のイメージをこの電話の対応一つで担っているようなものなんだ…と、はっとします。

さらに独立となると、もう隠れるものはなく「すっばだか」の状態だなと思います。

まさに自分=店であり、店主のイメージがお店全体の印象にそのまま関わります。
そしてそれが売り上げ、そして自分の生活にも直結します。

だから今、規模の小さな当社で働くことで、すごくいい機会をいただいているなと思います。

うっかりすると会社に依存してしまう危険もあるけれど、誰にも依存できない未来が待っているんだと意識すると、よーし!と気合が入ります。

このように、一件関係のない「じゅうたん販会社(事務職)」と「カフェ経営」ですが、実は共通点が盛りだくさんで、これからもお互いに生かし合えるとことだらけなんです。

目的をしっかり見定めていればなんでも力になる。
ぜんぶチャンスだと思って、とにかくやる。
そのような姿勢を持てるかどうかで、どんな環境も「修行」の場になるのだと思います。

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