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ネイチャーアクアリウムを世に広めるために【入社2年目スタッフ】

2019.04.16

 

こんにちは。

2018年度入社の入社2年目スタッフです。

 

私事ではありますが、本日は私の将来したいことについてお話をさせていただきます。

 

まず私が当社に入社を希望した理由。

それは努力次第で独立できる環境と、自主自立の精神に魅力を感じたからです。

私は将来、お店を立ち上げるという目標があります。

 

開業するという目標は私のある趣味から始まっています。

これからは少しマニアックなお話になりますが、そんな世界もあるのだなと思いながら読んでいただけたら幸いです。

 

私は高校生から趣味で「ネイチャーアクアリウム」という活動をしています。

 

ネイチャーアクアリウムは一般的なアクアリウム(室内水槽)とは少し違い、水槽内に熱帯魚・水生植物・微生物を成育させ、ガラスの中に大自然の生態系を創ることを目的としています。

 

↑ 学生時代のころのネイチャーアクアリウム作品

 

魚たちの呼吸で二酸化炭素が生まれ、それを水草たちが光合成して酸素に変換。

魚のフンや水草の枯葉は微生物が栄養素に分解して、さらに栄養豊富な土壌に。

大自然で見られるような生物たちの生命のサイクルを小さなガラスの中で再現することの素晴らしさに心酔し、大学へ進学する頃にはネイチャーアクアリウムの虜になっていました。

そんなこともあり学生時代は関東圏のアクアリウムショップを散策し、ショッピングモール内のペットコーナーから本格的な専門ショップまで様々なアクアリウムショップを見て回りました。

ネイチャーアクアリウムの活動をし、ショップを練り歩くうちに私もアクアリウムを世に広められるショップを作りたいと日々思うようになっていきます。

 

様々なアクアリウムショップを見て回ることで、ショップのもったいない点が共通していることに気が付きました。

それは大半のショップが美観に欠けているという事です。

アクアリウムは専門性も高く、本格的なショップになるほど扱う機材ばかりに店の陳列を取られています。

玄人のお客様はそれでも見ごたえのある満足なショップかもしれません。

しかし、初心者にとっては何に使うか分からない商材に圧倒されてしまい、アクアリウムは敷居の高いものだと感じさせていると考えました。

実際に私の高校生の頃もそうでしたので、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

左から

①水草を植えるためのピンセット

②砂ならし

③水草のトリミング用のハサミ

他にもショップには専門用品がズラリと並んでいます。

 

「アクアリウムを世に広めるにはこの敷居を低くしなければ」と思い、どのような方法なら解決できるか考えました。

その私なりの答えが”アクアリウムショップとインテリアショップの融合”です。

大きなくくりでは家具もアクアリウムもお部屋を装飾する役割ですので、この二つを組み合わせたら誰でも入りやすいアクアリウムショップが出来ると思い立ちました。そこで就職活動ではハウス・インテリア業界に絞り企業の合同説明会へ。

今までインテリア業界に触れたことがなかったので、正直に就職活動でのインテリアの知識は素人。

何かインテリアの資格を持っている訳でもなかったので、就職活動では自分の趣味とその目標を採用担当者に話しました。

 

当社は東京の立川で開催された合同説明会で初めて知りました。

パイプ椅子に華やかに敷かれたミニギャッベが印象的でした。

「会社のためではなく、自分の成長のために仕事をしてください。」採用担当者のこの言葉は今でも強く覚えています。

就活生の私はこの一言が胸に響き、この会社なら夢を叶えられると確信し、当社に入社しました。

 

 

ここまでは夢いっぱいの私の学生時代のお話しでしたが、実際に働いてみると夢と現実には大きなギャップがありました。

 

まず社会人としての基礎スキルと覚悟がまだまだ足りていないという事。

日々先輩からのご指導、ご指摘がありその日がやっとという思いで暮らしています。

そのため自分の甘えが見え隠れしている状態です。

「これくらいならいいかも。」「まだ明日がある。」

成長のために辛い道を自ら選んでいく覚悟が足りていないことを痛感しています。

 

また二つの専門店を融合するという事はどちらの道もプロとして詳しくなくてはいけません。

アクアリウムの専門知識・インテリアの専門知識。

店を建てるというには程遠い知識量です。

日々の業務で一杯一杯になっているなか、より自分に負担を掛けられるかは自分次第です。

負担を掛けたいが体がなかなか動かない。

自ら負荷を掛けられる精神力、体力が今の私には必要です。

 

現在、私は大きな目標があるが、体がついていかないという口先だけの目標になりつつあります。

ですが夢は夢で終わらせたくはありません。

これは当社のオーナーのことばですが、「轍(通った車が道に残した車輪の跡)を最初に作る人は、2番目に通る人たちよりもより大きな負担がかかる。けれど最初に轍を作った人は誰も見たことのない素晴らしい景色を見ることが出来る。」

 

私の考えている夢はまだ誰も踏み入れたことのない轍のない道です。

素晴らしい景色を見れるよう、覚悟を決めます。

 

 

 

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