私たちのご紹介しているインテリアは思わずひとつひとつがそこに至るまでの時間や背景を想像してしまうようなものたちばかりです。
こちらは染めていないひつじの毛の色だけで織られたじゅうたん。
広大な大地で暮らす羊たちは個性豊か。白やベージュだけでなく、茶色やグレー、こげ茶など、いろいろな色の羊たちがいて、それを知ると、このじゅうたんが羊たちの個性から生まれているんだなぁと想像が膨らみます。
こちらは新しく仲間入りをしたリネンの布団カバー。
ボックスシーツや枕カバーもあって、全身でリネンのサラッとした肌触りを楽しむことができます。
リネン独特のネップと呼ばれる糸のかたまりが全体に表情としてあらわれてくるのがリネンの特徴です。
リネンはフラックスという植物の茎からつくられる繊維。
自然から生まれる繊維なので太さや長さに個性が生まれ、それが表情となってあらわれるてきます。ネップには自然から生まれたものなんだと想像をかきたててくれるような力があるように思います。ふと想像をめぐらすとフラックスが風に揺られる風景が浮かんでくるようです。
こちらはボー・デコールの2階に展示中の杉の一枚板の節。
素晴らしい表情です。
以前、ウッドジョブという映画を観たのですが、都会の暮らしに慣れた学生がひょんなことから林業研修生となり自然と林業の魅力に魅かれていくという物語。
なかなか現代的な普段の暮らしからは自然のことや手仕事のことを想像することは難しいかもしれません。
そんな中で、ウールのじゅうたんや植物から生まれたカーテン、天然木のテーブルたちは想像をかきたててくれる力があります。
ぜひじっくりとお店で体感してください。