私たちはインテリアと健康についてお客様にいつもお伝えさせて頂いています。
健康や環境、そして長く使える造りにこだわったインテリアを紹介して今年で20年目。
それでも、インテリアの中で健康への意識が身近になっているかというと、まだまだだと実感しています。
例えば衣食住の中での「衣」。
洋服と健康については気にされる方も多いのではないでしょうか。
私自身、化学繊維のもので中には肌と相性が合わないな、というものを感じることもありますし、オーガニックコットンや自然素材、安全な素材を使っている洋服を選んでいる、という方も少なくありません。
衣食住の「食」については最も健康への意識が高い分野です。
やはり直接体の中に入るものですし、私たちの体は口にしているものからつくられているので、健康への意識が高まるのも当然と言えるでしょう。
そして衣食住の住はどうでしょうか。
住まいと健康。健康住宅や健康な素材を使った内装材などは多くありますが、家具やカーテン、じゅうたんなどのインテリアと健康を考えると、その意識はまだまだ少ないのではないかと感じます。
そんな中でもお店にお越しいただくお客様の声をお聞きすると、
「子供が生まれてハイハイしたり寝転んだりすることを考えると、安全な素材がいいと思って・・・」
「洋服でリネンの素材感、ナチュラルな感じが安心できるから好きで、カーテンでも使いたくて・・・」
「どうやって作られているかがわからないものが多くて、安心できるカーテンやじゅうたんを探していて・・・」
こんな声をお客様からお聞きします。
他の分野と比べると少ない中でも確実にインテリアへ健康の意識を持っているお客様はいらっしゃり、そういったお客様が増えているからこそ、私たちがご紹介するロハスインテリアであるハグみじゅうたんやリネンカーテンなどをお選びいただける方が増えているのだと実感しています。
実際にじゅうたんやカーテンは座ったり寝転んだり、お子様だとカーテンにくるまったりして、直接素肌で触れるものです。そう考えると家というよりも洋服に近い感覚だといえます。
自然素材だから安心ということだけでなく、染める素材や仕上げの素材など、現地の工房と協業で細かな材料や工程など隅々まで共に確認しながらおつくりしているからこそ、安全な素材で安心してお使いいただくことができます。
一組一組お客様に、デザインだけでなく上質で安全な素材とつくりにこだわったロハスインテリアを安心してお使いいただくことによって、インテリアに対する健康への意識の輪をこれからも少しずつ着実に広げていければと考えています。