こんにちは。新入社員の千葉です。
昨日、無事に日本へ帰国しました。約2週間、商品開発の話し合いに参加したり、現地の人たちと検品の仕事をしました。
正直とても疲れました。今までの人生の中でここまで気を張った日々は初めてでした。
ですが、その気を緩めない生活によって日本にいると感じられない価値観や考え方を学んできました。
開発の現場を見ていて感じたことがあります。
それは立ち止まらないこと。
商品開発では既存商品以外に新しいラインナップを増やしたり、ゼロから新しいものを作ったりと常に先を見て行動していきます。現場では先々を考え、まだ世間では考えられていないけれど、これから支持を受けるだろうと思うアイデアを商品にしていく話し合いを目にしていました。
その光景は既にあるものでは、満足しないという空気感でした。
試作品を作り、満足がいかなければ作り直し。多くの時間と労力を使い出来上がる商品はごくわずか。確かに効率は良くないですが、現場では目先の利益は考えず、未来のために話し合っていました。
日々の暮らしで感じていたことを書きます。
新入社員として入社して四ヶ月が経ち、まだまだ一人前にはなれていませんが、お店の中を把握したり徐々に日々の仕事の習慣ができ始めてきました。
学生から社会人へ、新しい人間関係、新しい仕事、新しい生活圏。4月から私の環境はすべてが新しく、慣れない生活を送っていました。はじめてのことで失敗することが多い中、習慣的に行う仕事は失敗することが少ないため安心感がありました。私はなにも間違えず黙々と出来る仕事は自然と好きになります。
でも考え直すと立ち止まっていますね。こうしたら時間短縮できるという思考や何のための仕事だろうと考える見方を絶ってしまっています。慣れというのは言い換えると同じことをすることです。習慣化された行動には思考が必要ないので安心感が生まれます。そのため自分の意思が入りにくかったり、成長する意欲を欠いてしまう要因になるのです。
商品が常に新しく生まれ変わるのはこのようなことと似ているかもしれません。地道な努力をせず、何年も変化なく商品を販売していくことは良くない慣れということですね。それではお客様により満足して頂けくことが出来ません。満足して頂くには地道な改良もしていくことが大切です。
私たちは創造する会社なので新しいチャレンジは大事です。効率が悪くても新しい物を創っていく精神は考える力や成長する精神を鍛えていくのですね。
私はベンチャー企業の一員として、常に成長を意識していきます。人も商品も会社も立ち止まらずに常に成長していくことを目指していきます。