こんにちは、中林です。
店頭でアートギャッベをご覧になった方々より、「こんな柄もあるんですね」「こんなの初めて見た」と仰っていただくことがあります。
ギャッベというと可愛らしい動物や木のモチーフが描かれていたり、美しく絵画のような一枚を想像する方も多いのではないでしょうか。
しかし、アートギャッベの醍醐味は柄だけではなく、そこに感じるストーリを肌で感じながら、心に響く一枚に出会っていただくことです。
アートギャッベでは、現地イランに年に3~4回買い付けに行きます。代表選定人が一枚一枚手で触りながら細かくチェックしていき、一枚に込められたストーリーやアート性の高いものを選んでいます。
私たちはインテリアショップでもあるので、日本の住まいに合うようにインテリアとしての視点も重要な選定基準です。
そのため、アートギャッベでは、シンプルなものもご覧いただけます。
ただシンプルなだけでなく、そこには、アートギャッベを織る遊牧民の女性たちが、一枚のギャッベに込めた思いや願いを感じる一枚です。
アートギャッベは、真っ白なキャンバスの中に感情を描くアートのようなもの。一人として同じ人がいないように、個性で自由に描かれいくものです。
文様がたくさん描かれたもギャッベもあれば、無地のようなギャッベ。
それぞれ個性があってどれも素敵です。
シンプルなものでも、遊牧民の背景を知ることでまた違った一枚に見えます。手仕事だからこその不均一さや個性が心くすぐり、草木染の自然な風合いと自由なデザインが日本の住まいに合うのです。
お家の家具や雰囲気がそれぞれ違うように、アートギャッベも一枚一枚個性があります。
心の拠り所となる一枚を見つけて、アートギャッベのある暮らしを始めませんか。
『冬のアートギャッベ300枚展』
12月15日(日)まで ※水曜定休