こんにちは。
本日は、イランの景色のような一枚のアートギャッベをご紹介します。
まるで、からっからに晴れ渡ったイランの大地のようですね。
大地のデザインは「ランドスケープ」といいます。
わたしが実際に、今年イランへ行ったときには日中は40℃を超えていて、枯れ木が山に生えている、まさにこのような光景でした。
この色合いも、ポイントです。
ベージュは何で染めているか、ご存知でしょうか?
・・・正解は、くるみです!
くるみは染料にすると、光沢のある茶色になるんですよ♪
イランでは、くるみはお庭になっていたりします。
この緑の実がくるみです。
くるみって、殻があってコロコロころがるイメージがありませんか??
表面の緑色の皮は乾くと茶色に…
これを石臼で長時間挽いて粉にして、染めるときれいな茶色になるんですね。
自然の力は素晴らしいです。中のくるみは食べられますので一石二鳥ですね。笑
アートギャッベのお話にもどります。
このギャッベには、特別な個性があります…
なんと、一部分だけ、茜色になっています。しかも、一列ではなく何列か…
織り子さんはこの部分を織った日に嬉しいことや特別なことでもあったのでしょうか?
こういう発見は私たちの想像力を掻き立て、なんだか楽しい気持ちにしてくれますね☺
今や、様々なギャッベがたくさんありますが、一番ギャッベらしいアートギャッベみたい…と見ていて感じる一枚でした。
また、お部屋のコーディネートもこのアートギャッベは自然とお家に馴染んでくれて格好よく決まりそうですね。
ぜひお近くでこのパワーを実感されてみてください。