こんにちは。
新入社員の千葉です。
暑い日が続きますね。
室内と外気温の差が大きくて体調を崩す方が多いようです。
夏野菜を食べたりして夏を健康的に過ごしましょう。
今日は視覚から涼しくしていく手織りじゅうたんの楽しみ方を紹介します。
ギャッベをお持ちの方はご存知かもしれませんが、つやのある手織りのじゅうたんはあることをするだけで表情が変わるのです。
まずこちらのギャッベをご覧ください。
深く赤い色のギャッベ。かっこいい色合いですね。
オーディオの部屋に敷いてみるのも似合いそうです。
この色を覚えていてくださいね。
次はこちらをご覧ください。
明るい色合いになりました。
写真の編集をしているわけではありません。
先ほどの色も素敵でしたが、夕暮れのようなオレンジがかったきれいな色に。
ひぐらしが鳴く風景やとんぼが飛ぶ情景が頭に浮かんできます。
一枚のじゅうたんがここまで色が変わるのは不思議ですよね。
ておりシリーズのハグみじゅうたんでも試してみましょう。
こちらもつやがあるタイプのじゅうたんです。
こちらが深い色合い。
深く青いラインが中央にあってメリハリがついた印象です。
そしてこちらが明るい色合い。
こちらは淡い色合いのグラデーションに変化しました。
この色合いは砂浜を連想します。
やっぱり雰囲気が変わりますね。
でも特殊なことはしていません。
じゅうたんの上下を反転させただけです。
これには二つ理由があります。
一つ目は”つや”です。
つやのあるじゅうたんは毛に脂分を豊富に含んでおり、洗いの工程を丁寧にすることにより光をよく反射させる糸に仕上がります。
つやがないじゅうたんと比べてさわり心地がすごく滑らかになります。
二つ目は毛の向き。
織子さんはじゅうたんを織るとき、目が詰まるように道具を使って糸を詰めながら織っていきます。
糸を詰めていくことで、じゅうたんの毛の向きが織子さん側に向いて作られていきます。
毛の向きによって光の当たり方が変わってくるので色の見え方も変わります。
つやの反射と毛の向きが相まって、色が変わって見えるという訳です。
これは手織りじゅうたんならではの特徴です。
手仕事で作られているのだなと実感しながら、気分や季節で向きを変えて楽しんでください。