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アートギャッベの写真ではわからない職人さんの影の努力

2022.03.28

こんにちは。
暖かい日が続き桜も開花が始まって、ようやく春らしくなりましたね。

さて、ボー・デコール横浜店でも新しく玄関やキッチンにじゅうたんを敷こうと考えていらっしゃる多くの方にご来店頂いております。
その中でも、アートギャッベの色合いやデザインに惹かれてご購入いただいております。

 

これからギャッベの購入を考えている方、ギャッベに興味を持っていらっしゃる方はぜひ色やデザインだけではないギャッベの魅力を感じながら実物をみてみてください。

タイトルにある写真ではわからない部分、それはじゅうたんの裏面です。
ホームページなどではなかなか裏の写真は載せません。けれど織子さんや職人さんの努力がわかるのが裏面です。
ギャッベは縦糸に糸を結んで(絡めて)つくっています。

イランのアートギャッベの織り子さん

裏面をみてみるとその結び目一つ一つの細かさがわかります。
何百回も結ばれて一つのじゅうたんが出来上がっていることを知ると、織子さんの努力や忍耐力に圧倒されます。

 

もう1つ裏面を見てわかることがあります。

それは裏面の美しさです。
じゅうたんをつくる中で”裏面を焼く”という工程があります。

ウールは燃え広がらない素材のため、このように焼いても燃え尽きてしまうことがありません。
この工程では裏面を美しくすること、結び目をより強くするという目的のために行います。

アートギャッベの裏面を見てみると

 

 

そして表がこちら↓

裏面もとても綺麗なのがわかります。

「裏面も使えそうですね。」というお客様のお声をいただくこともあります。
裏面を焼くという工程はすべてのギャッベが行っているわけではありません。
”行わなくても良い”工程なのかもしれません。しかし、細かい部分にまでこだわってつくるからこそ、何年も使いたくなる美しいギャッベになります。

 

ぜひ、ギャッベをご覧になる機会がありましたら、表だけではなく裏面も見てみてください!

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