こんにちは。
今日はこちらのギャッベについてお話しようと思います。
たくさんの生命の木とお花が織り込まれたギャッベ。
ギャッベの模様
このギャッベには2つの種類の模様が織り込まれています。
①生命の木 このギャッベには2種類の生命の木が織り込まれています。
生命の木は長寿や健康、子どもの成長を願うという意味が込められています。
生命の木にはさまざまなデザインがあります。もともとは糸杉という高く真っ直ぐのびる木がモチーフになっています。
真ん中とそのまわりにある大きな木は本物の糸杉に近いですね。
そしてその糸杉を囲むように生えているのも生命の木です。繊細なデザインですよね。
②花
もう一つの模様はお花です。ギャッベの上と下にそれぞれ織り込まれています。
お花の模様の意味は、豊作、豊穣や美しいものへのあこがれです。
このギャッベにはカラフルなお花がたくさん咲いていますね。
このギャッベのイメージは?
このギャッベを最初に見たとき、皆さまはどのような景色を思い浮かべましたか?
ちなみに私は、冬の雪の降る山々に糸杉がたくましく育っており、やがて厳しい冬が終わり春に近づき花々が咲いているというイメージを持ちました。
本当のギャッベに込められたイメージは織子さんしかわかりません。もしかしたら合っているかもしれないし、間違っているかもしれません。
だからこそ、イメージは無限大に広がります。ギャッベを探す楽しみの一つに模様の意味だけではなく、物語を考えてみることも楽しいのではないでしょうか?
このようにアート性が高いのもアートギャッベを織る織り子さんは、イランの壮大な景色を見ながらギャッベを織っているので、感覚や感性がとくに優れた方々だからです。
皆様も、アートのようなギャッベを実際にご覧になってみませんか?
皆様のご来店をお待ちしております。