皆さんこんにちは。
最近少し肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?暖かくして体調にはお気をつけてください。
さて、本日はリネンカーテンをお使いの際に、隙間が空いてしまうのですがどうすれば?という疑問に答えていきます。
両開きのカーテンで2枚の布を中央で閉じる場合、カーテンの間に隙間が空いてしまうことがあります。
窓に対して一枚のカーテンであればそんなに気にならないかもしれませんが、両開き2枚のカーテンだと隙間が空いてしまうと気になってしまいますよね。
朝からお昼の時間帯はそんなに気になりませんが、夜は外からお部屋の中が見えてしまうのではないかと心配になります。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
カーテンの間に隙間ができる理由
この隙間はリネンカーテンだけではなく、一般的なカーテンであっても出来でしまうものです。
特にリネンカーテンでは、開けたり閉めたりする際に生地が折りたたまれてしまったり、生地の端が裾へ向かって内側にカーブする傾向にあります。
麻はザラザラ・ゴワゴワしたイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、リネンはとてもなめらかでくたっとしています。
麻と言っても全部で20種類くらいあり、その中でもリネンはフラックスという植物からできるものなので、心地よい肌触りを持っています。他の麻は、また違う植物から取られているので、チクチク、ゴワゴワした肌触りの麻もあります。
ですので、リネンの場合はカーテンとして仕立てたとしても、意外とボリュームは大きくはありません。
そこまで張りがある生地ではないため、使用する生地の量が少ないと、中央の部分の隙間が特に気になってしまうことがあります。
カーテンの間に隙間が空いた際の対処法
1,カーテンの幅にゆとりを持たせて作製する
カーテンを作製する際に、横の幅にゆとりを持たせて作成することで、カーテンを閉じたときの重なり合う部分が生まれます。重なり合う部分が増えれば、隙間も空きにくくなるので目立ちにくくなります。
2,霧吹きをかける
毎日のカーテンの開閉の際に生地がたたまれてクセが付いてしまった場合は、①の方法を試しても結局中央に隙間が空いてしまいます。
そんな時は、生地がたたまれてクセが付いている部分に、水の入った霧吹きをカーテンがしっとりするくらいたっぷりかけてみてください。
そして、たたまれている生地を起こすように、手でつまみます。
つまんだ状態を維持してしばらくそのままにします。
生地が乾いた頃には、たたまれた部分もある程度は元に戻ります。
3,①②の方法で直らない場合は、霧吹きをかけた後、部分的にアイロンを掛けてみて下さい。
少し手間がかかってしまう面もありますが、自然素材リネンだからこそのなめらかな肌触りや美しい透け感、光の当たり具合や角度によって様々な表情を見せてくれます。まさに日常生活の中の癒しですね。
もし隙間が空いてしまった場合は、ぜひ上記の方法で試してみてください。