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アートギャッべの織りの上質さ

2020.10.31

皆さんこんにちは。

もう今年も残り2ヶ月ですね!あっという間に一年が過ぎました笑

本日は、アートギャッべの織りの上質さについてご紹介します。

アートギャッべは手織りで織られているじゅうたんというお話はよく聞きますよね。

でも、どんな風に織られているんだろう、、と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

まず初めに、アートギャッべの織り機をお見せしたいと思います。こちらです!

アートギャッベの織り機

この大きさで、約60×90の玄関マットを作ることができます。このサイズは一人で織っていきます。作り上げるのに大体1ヶ月から1ヶ月半かかります。

アートギャッベの糸を絡める様子

経糸にこんな感じで糸を絡めていきます。これをまず一列すべて行っていきます。絡めるだけではなく、絡めた糸を切ってという形で行うので、気が遠くなりますね。終わったら締め糸と呼ばれる横糸を通します。

柄があるなしに関係なく、一本一本糸を絡めていきます。

ここまで来たら、次は糸を詰めていきます。絡めただけでは糸が取れてしまうので、この目を詰める過程がとても重要です!

目を詰めるときは、シャーネという道具を使います。

アートギャッベの目を詰める道具

こちらが意外と重い道具です。
これを力強く叩くようにして、目を詰めていきます。
ちなみに、この道具で叩くとシャンシャンと音が鳴るのですが、こちらは現地でお子様の子守唄になるそうです。

イランのアートギャッベの織り子さん

ここで現地の織子さんが根気強く目を詰めていくことで、糸が抜けずに丈夫なアートギャッべになります。さらに!弾力感のある踏み心地も生まれてきます。目が詰まると糸がしっかりと締まるので、その分織りの密度も高くなります。この踏み心地はやみつきになります笑

ふみ心地

現地の織子さんは、このように作っているんだと知るととても感慨深いですね。じゅうたんの枠をこえて、アート作品を作っている様です。

皆様もぜひ直接アートギャッべに触れたり、踏んでみたりしながら体感してみてはいかがでしょうか?きっと織子さんの根気強さが感じられ、パワーをもらえるかもしれません。

 

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