皆さんこんにちは。
最近は晴れの日が続いて、過ごしやすい気候ですね。
本日は、イランの美しい情景を感じるアートギャッベをご紹介したいと思います。
まず一枚目はこちらです!
こちらの4色はイランの情景を表現しています。
青色は、イランの青空を表現しています。現地イランの空はこんな感じです。
鮮やかなブルーの空が広がり、見渡しがとてもいいですね。アートギャッベの織子さんが住んでいる場所はザクロス山脈と呼ばれるイラン南西部の所です。空の見渡しを遮るものがなく、壮大な空を感じられるので心が穏やかになります。
空の色も一定ではなく、様々なブルーの色や雲も浮かんでいる様子で、その微妙な色の違いがギャッベにも表現されています。
ブルーの色合いを近くで見てみると明るめのブルーや白っぽい色、深みのある青色など様々な色がグラデーションとなって表されています。
次に黄色の色合いは、菜の花畑のモチーフとしてあらわされているようです。「春の訪れ」を感じさせる色合いですね。
イランは、雨期と乾期が一年の中であり、雨期から乾期の変わり目で大雨が降ります。その大雨の後、草木やお花が育ち美しい情景になります。
この時期に現地を訪れた方によれば、子供たちがお花を摘んでブーケを作りプレゼントしてくれたそうです。現地の遊牧民の優しさや笑顔は、まるで菜の花を象徴しているようです。
赤色は、ザクロス山脈の山間をモチーフとしているようです。
こちらはお昼の鉱山の様子を取った写真です。こちらが夕方になると、鉱山が夕日に照らされ鮮やかな赤色になっていきます。自然は一日で様々な表情を見せてくれます。その様子を様々な赤色でギャッベに表現しています。
次はグリーンです。
グリーンは草木が広がる様子を表現しています。どこまでも果てしなく続くこの景色。雄大な自然が広がり、見ているだけで癒されます。
実はこの草木はアートギャッベの素材であるウールを提供してくれる羊さんにとってはご飯です。
このように、アートギャッベ一枚に表現されているのは4色の色合いですが、様々なストーリーが詰まっています。そのストーリーに答えはなく、色々想像しながらギャッベを見てみると、織り子さんの思いが一枚一枚にこめられています。
皆様もぜひアートギャッベに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?