こんにちは。
新入社員の千葉です。
朝の横浜は雨が降っていましたが、お昼頃から晴れ間が見え始め、日差しの気持ちいい一日です。
現在、ボーデコール横浜店はのどかな時間が流れています。
そんな中ふと、お店を眺めていると、あるアートギャッベに文様に目が留まりました。
写真左のダークブラウンのアートギャッベです。
つい先日のブログでもご紹介させていただきましたが、カラフルな生命の樹と原毛のダークブラウンの背景が素敵ですね。
宇宙空間を思わせるような広大さを感じさせてくれる一枚です。
このアートギャッベ、とても織りが細かいのです。
よく見てみると、このギャッベには生命の樹だけではなく指先サイズの鹿の文様も描かれています。
とても小さく、小動物のような可愛らしさです。
この可愛らしい文様がどのように描かれているか気になり、裏を見てみました。
裏を見ると、文様の表情がくっきり見えます。
目の数を数えてみると、たった21個の点だけで文様が描かれていることが分かりました。
21の点で鹿の顔から胴体まで描いているのです。
織り子さんの技術の高さには驚くばかりです。
指先サイズの文様から、織り子さんの表現能力の高さを感じることが出来ました。
文様の描き方は母から子へと代々受け継がれていくものです。
細かな文様は、その長い歴史の中で生み出されてきた表現方法なのかもしれませんね。
文様がどのように描かれているのか観察することが出来るのも、アートギャッベの魅力の一つです。