こんにちは。
いきなりですが、アートギャッベが好きな方はアートギャッベのどんなところに魅了されましたか?
織り子さんによる伝統ある文様?
草木で染められた柔らかな色合い?
上質な羊の毛で作られたなめらかな手触り?
見る方によって、アートギャッベを好きになるきっかけはさまざまかもしれません。
昨日のブログのように、「どこが、とは言えないけどとにかく好き!」と思ってくださる方も多いかもしれませんね。
ちなみに私は、アートギャッベならではの色の使い方にときめきます。
例えばこの緑色のアートギャッベ。
とても自然なグラデーションができていますね。
このアートギャッベをアップで見ると、
緑の中でも、明るい緑、深い緑、黄色みがかった緑など、さまざまな系統の緑を重ねて色が自然と移り変わっていく描き方になっています。
こちらは4色の彩りがきれいな1枚。
この一色一色の中でも、複雑に色糸が使われ、それが色むらとなりアートギャッベの表情となります。
そしてこのような色の使い方が、とてもリアルな情景として表現されることも。
模様はなく、とても静かな山並みが描かれています。
夕日を浴びた山並みの手前には、遊牧民の方々が生活をする大地が描かれ、山並みの奥には貴重な緑が広がります。
大地や草原、夕焼け空など、遊牧生活の中で眺める風景を、羊毛の糸で細かく描かれていった一枚は、まるで織り子さんと同じ景色を眺めているように思えてとても好きです。
皆様はアートギャッベのどんなところが好きですか?
ここでは紹介しきれない魅力たっぷりなアートギャッベが多く展示されております。
ぜひ、とっておきの一枚を見つけ出していただけたらと思います。