こんにちは。新入社員の千葉です。
七月末から八月始めまで海外で研修へ。じゅうたんを作っている会社へ訪問するために首都から遠く離れた町まで向かいました。飛行機の乗り継ぎで丸一日、そこから車で2時間ほど移動します。
じゅうたんを織る方、修復をする方、糸を染色する方など多くのじゅうたんに携わる方たちがこの地域に暮らしています。
郊外の町ではありますが、若い職人さんも多くとても活気のある町なのです。
私と同じくらいの年齢の人たちが多く働いていて、中には私よりも2つくらい年下の青年が検品リーダーとして責任ある仕事をしていました。若い方がチームを引っ張っている姿を見て、海外の活力の根源は若い人のパワフルさなんだと感じました。私たちはこの方々と切磋琢磨してより良い商品を作り続けています。
現在では一緒に働く仲間となりましたが、この町は私たちスタッフがじゅうたんのパートナーを探し求めてたどり着いた場所なのです。言葉や文化が違う方たちと一緒の方向を向いて仕事をすることは想像もできないハプニングも起こります。
実際に私も現地の方と握手をするとき両手でしてしまい、いやな顔をされたことがありました。現地では左手は不浄の手ととらえられているため左手を添える握手は失礼にあたるのです。日常の挨拶でも文化の壁があるのですから、会社同士がゼロから信頼を築き上げていくことは容易なことではありません。
言葉や文化の壁があると知った上で海外を開拓するには理由があります。
それは個性的であることを目指しているからです。私たちが思う「個性」とは作りだったりデザインだったりテーマのこと。私たちは誰も作ったことのない商品・アイデア・生活スタイルを提案していくことを目指しています。
新しいものを提案するには誰もしないことを進んですることが必要です。オンリーワンの商品を作るには誰も踏み入れていない地へ先頭を切って進んでいく必要があるのです。これからも私たちはオンリーワンな商品を作るために自身が開拓者であると思ってお客様に新しい提案をしていきます。