皆様はリネンカーテンにしてみたいなと思われるときはありますか?
リネンカーテンを見に来られたお客様のお話を聞くと、「リネンカーテンにしてみたい」と思われるきっかけは本当に様々。
もともとお洋服でもリネンを好んで着るぐらい、リネンというその生地自体が好きで見に来られる方もいたり、花粉症がひどいから…ということで天然素材のリネンカーテンに初挑戦される方もいらっしゃったり。
そんな中で「素材感を合わせたかった」という方がご来店されることも少なくありません。
素材感を合わせる、というのはどういうことを指すのでしょう?
それは自然のもので作られた空間の中に、リネンカーテンという自然素材を合わせるということ。
床や家具は無垢材を使用して、珪藻土や漆喰を用いた塗り壁といった自然素材で構成された癒しの空間。
下の写真のご自宅のように、床や家具は木目で、塗り壁は塗られたときに自然と現れるそのムラ感が、お部屋の中をより表情豊かなものにさせています。
このお写真のお客様にはLif/Linのリネンカーテンをお選びいただきましたが、まわりのウッド調の空間にとてもマッチしていました。
ただし、もしこういった自然素材が豊かな空間の中で、大部分を占めるカーテンが化学繊維のものだといかがでしょうか?
自然素材にこだわった空間の中に化学繊維のカーテンが入ると、カーテンの部分だけ少しのっぺりとした重い印象を与えるかもしれません。
大きな範囲を占めるカーテンのみが重い印象のあるものですと、空間全体も重い印象にさせてしまう恐れがあります。
そこを懸念されてリネンカーテンを見にいらっしゃる方が多いのです。
お部屋の色合いを意識してのコーディネートだけでなく、この素材感というのを特に意識しながらリネンカーテンを選ぶというのも、大切なお家をより居心地のよい空間へとさせてくれるかもしれません。
素材感でカーテンを選ぶ、というのも楽しいですよ!