こんにちは!
本日、アートギャッベの山をめくっていたらこんな子が登場しました。
なんともひょうきんな表情…
見ているこちらがクスッとしてしまうようなこの子、
ギャッベを織る遊牧民カシュガイ族で代々受け継がれている「ライオンギャッベ」の一枚なのです。
とてもひょうきんな彼ですが、このようなライオンの模様は「王の象徴」「強大な権力」などを表しています。
意外にも力強い意味が込められているんですね。
カシュガイ族の中の5部族によっても織り上げられるライオンの表情はさまざま。
本日ご紹介した人間のようなひょうきんなライオンもいれば、
今にも襲いかかってきそうな大迫力のライオンも!
(以前の横浜店ブログでも別のライオンギャッベをご紹介しておりましたので、そちらも合わせてご覧ください。→『愛くるしいライオンギャッベ』)
今はカシュガイ族が暮らすイラン南部にはライオンは生息しておらず、本物のライオンを見たことがある織り子さんはおそらくいないでしょう。
それでも、ライオンギャッベが部族それぞれの織り方で存在し続けるのは、カシュガイ族の織り子さん達による”継承”していく文化の証かもしれないですね。
さまざまなユーモアと感性が溢れる「ライオン・ギャッベ」、ぜひ横浜店でその憎めない表情をご覧くださいませ。
( ライオンギャッベ 248 × 182 cm )
インテリアショップ ボー・デコール横浜店
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