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アートギャッベの経年変化

2019.09.29

こんにちは。

研修スタッフの千葉です。

 

「ギャッベは長く使うにつれ、肌触りがより滑らかになります。」

ギャッベと調べた方は、このフレーズをどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

しかし、これが実感できるのは長く使って頂いた後のお話。

ギャッベを検討している時には、なかなか実感しづらいかと思います。

本日はどのようにアートギャッベが柔らかくなっていくのかお話します。

 

アートギャッベで使われる糸は上質なウール。

羊たちから刈った毛を職人さんが撚って糸にします。

羊を育て、毛を刈って、糸にする。

アートギャッベの糸は全ての工程が手仕事によって作られた貴重な糸なのです。

 

職人さんが撚った糸は、ギャッベに織り込まれた後もその撚れがほつれることなく毛束となり、厚みのある丈夫なじゅうたんに仕上がります。

新品のギャッベはその毛束がしっかりまとまっている状態。

ギャッベの表面を見てみると毛束が出来ているのが分かります。

踏んだり座ったりしていくことで、この毛束がほぐされていきます。

これらは数日でほぐれていくわけではありません。

長い年月をかけ徐々に柔らかくなっていきます。

 

何年も使っていくとギャッベの毛束はこのようになります。

こちらはギャッベの生産地であるイランで、実際に使われたオールドギャッベの表面です。

このオールドギャッベは約20年物。

現地で長く使われて、毛束はふさふさにほぐされています。

 

アートギャッベは長い年月使っていくことで、肌触りのいい質感へ変化していくのです。

無垢材の家具のように、経年変化を楽しんでいただけるのがアートギャッベの特徴。

一枚のじゅうたんを大切に使う生活も素敵なものですね。

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