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ザクロで染められたギャッベ

2020.11.03

こんにちは。陽が短くなってきましたね。寒い季節の訪れを感じます。

寒い季節になると、フローリングだけではなく、足元にじゅうたんを敷きたくなります。

皆さまも、じゅうたんを敷いてお家を温かくして過ごしてみるのはいかがでしょうか?

さて、今日は、アートギャッベの染料についてお話をしたいと思います。

アートギャッベを染める染料は?

私たちがご紹介をしているアートギャッベは、小さいお子様やお身体が弱い方でも安心して使っていただけるように、化学的なものをなるべく使用せずにつくられているで、染料もほとんどが化学物質ではなく天然のもので染められています。

ギャッベをつくっているカシュガイ族の方は、現地に生えている木や草で糸に色を入れてギャッベをつくっています。
例えば、赤は茜の根で染められていたり、緑はジャシールという草で染められています。

 

ザクロで染めると…

ギャッベのデザインにもよく使われるザクロ。

実はギャッベはザクロを染料としても使っています。
ギャッベをザクロで染めると光沢のある黄色から温かみのあるオレンジ色になります。

 

ザクロでイメージする色と言えば赤と答える方が多いのではないでしょうか
ザクロの実はきれいな赤色をしているのでそのイメージが強いと思います。

 

なぜ黄色やオレンジに染まるのかというと、染めているのはザクロの実の部分ではなく、皮の部分だからです。

内側は乾燥させたことで黄色に変化していることがわかります。
皮を乾燥させてから砕いて色素を取り出しやすくします。

染料が貴重なこともあり、黄色のアートギャッベは他の色に比べると数があまりありませんが、見かけたときはぜひザクロの実の美しい色を眺めてみてください。

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