こんにちは。
ボーデコール横浜店スタッフの横山です。
本日は紡いだ糸を染色する工程のお話です。
様々な色をした羊の毛が紡がれ、まとまって染色工場へ
運ばれます。
白・灰・茶・黒
など、同じ羊の原毛だとは思えませんよね。
これらの羊の毛を、草木を染料として染め上げていきます。
ですが、
もともと羊の毛に豊富に油分が含まれているため、
ちょっと浸けただけでは、色は染まらないのです。
ではどうしているのか?
このような直径2mもある大釜で、何時間も何時間もぐつぐつと
煮ていきます。
しかも驚くべきはその染料の量。
染めたい羊の毛と同等の量を大釜に投入するのです。
これくらいの染料を入れないと、しっかり色が入らないんですね。
ただし、1度染色を行ったからといって全ての色をだせるかというと、
そうではありません。
続きはまた明日にお話ししますね。