関東地方で桜が見頃を迎えているころ、新しいリネンカーテンシリーズの最終選定のため、日本とは20度以上の気温差がある国を訪ねてきました。
世界中には様々な文化や産物があり、それは、昔から人々の暮らしを支え、その技術や技法は世代を超えて受け継がれています。
その国の誇りとして、異国へと渡り、交易により人々をつないできたものはいつの時も褪せることなく、時代時代に価値を見出しています。
織物の技術に優れている国
上質な素材に恵まれた国
感性豊かな人々が暮らす国
訪ねる国々で文化や産業も異なりますが、その国や地域が育んできたものを大切にしながら、リネンカーテンを通じて皆様にその国々の文化の一端をお伝えできれば幸いです。
今回の渡航においては、新しい仲間にも恵まれ、打ち合わせも順調に進みました。
5月に入ると少しずつ、新しいシリーズをご紹介できそうです。
新しいシリーズは『森』・『風』・『大地』をテーマにして、
素材感やデザイン性に富んだリネンファブリックがたくさん集まります。
今日は『森』をテーマにしたデザインの一つをご紹介します。
刺繍を施してリネンファブリックにデザインを生み出しています。熟練の技術と精密な機械により描かれるデザインは、日本の野山で見かける草や花がモチーフ。
プレーンシェードややフラット仕立てのカーテンなど、デザインを生かした仕立てがいいですね。
生地の仕上がりが今から楽しみです。
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