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【アートギャッベの旅】 染色工場へ

2016.07.26

 
こんにちは!
前回に引き続き、いとうからイラン旅行記をお届けします。

国際線の飛行機に乗って染色工場へ向かいます。
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染色工場では、織り子さんたちが手で紡いだ羊毛の糸を集め、植物の色で染め、品質をより良いものにしています。

みなさん、羊って一頭につき、大体どのくらいの毛を狩るか知っていますか?
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羊一頭から取れる毛の量です。

ぱっと見、大きく見えますが羊毛がサラサラストレートなので紡ぐとすごく量は少なく感じます。

織り子さんたちにとって、糸紡ぎは根気のいる作業で、約8時間で400g程しか糸にすることができません。
希少な羊の毛を刈って紡いで出来上がります。
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これが織り子さんが紡ぎ、工場へ到着した糸。

次に植物の色で染めていきます。

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どんぐりの皮や茜の根っこ、ざくろの皮など、イランの植物を調合しながら様々な色合いになるのです。

粉末にして、羊毛と釜の中へ…
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1日から2日間ほど煮込み、色をつけていきます。

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その後、水でゆすぎ、
脱水をかけます。

そして、イランの広大な大地で乾かします。

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染めたての糸は直射日光で天日干ししていますが、手間をかけてじっくり染められます。
だからこそ、美しいアートギャッベの色合いが生まれるのですね。
染まった糸を色分けし、 織り子さんが好きな糸を使い織り始めます。

出来立てほやほやの美しい糸で、どんなアートギャッベが織られるのでしょうか。
考えただけでわくわくしてきます。

 

 

 

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